村上春樹の小説を英語で翻訳してみたら☆☆
原書が英語の小説“The Long Good-Bye"村上春樹和訳版を読みました。
原書のセピアな雰囲気が一変し、現代に近いというよりは、都会的な色が出ていて、
とても楽しい。彼の言葉選びがとてもポップだな、という印象をうけました。
この本がきっかけで、村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」を
読み返して見ました。
なぜか、とても新鮮に感じられ、詩的な余韻が残りました。
ちょうど、ストーリーの季節設定も夏だったせいか、蒸し暑い日々を一時忘れ、
心地良い風を感じ、何とはなしにノートに小説を自分なりに英語に翻訳してみると、
小説というよりは、poemに近い文体になりました。
これは、鼠という特殊な登場人物が存在するからではなく、著者の文章が美しく、
そして彼の芸術的な感性が夏のゆるい風のように、
読者を刺激しているように感じられます。
そのことが、小説「風の歌を聴け」の文章を英語にしてみてみると
一層際立つ感じがします。
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