2007年6月3日日曜日

アメリカ名門大学への路② ~Road to a Prestigious University~

こんにちは Ranaです。
  最近、留学を無駄だとする記事をよく目にします。他国へ行けば、さまざまな印象や感想を個々が持つものだとは思います。でも私にとって留学した事は大きな財産となりました。今日は、私の個人的な経験を留学を振り返って、お話したいと思います。

  アメリカへ留学し、外から日本を見つめることが出来た事、非常に大切な経験になりました。今でも自分にとって大きな礎になっています。アメリカは、いろんな文化が入り混じり、多国籍の人々が大勢います。アメリカに留学している間、時にはぶつかり、議論し、そして本当の意味での交流を持つ事が出来ました。もちろん、憤慨する出来事もありました。一筋縄では行きません。でも、そこで多くの学びがあります。私が気づいた重要な点は、単にその国に滞在する事と、その社会に住む事では大きな差があるということです。

  生まれ育った環境(国)が違うからこそ、価値観や着目点は異なります。
「今のあなたの意見には同意できないわ。だって……」自分の意見をばっさり否定される、自分も人にNOと言える。そのNOは、意見として、ちゃんと受けとめられる。そして、「あなたは、どう思うの?」と、常に本音を求められる。つまり、自分の有りのままで日々生活できる、これが真の自由であることを、身をもって体感し、この事は永遠に私の大きな財産となると思います。

  留学を決意した後の私は、自分の趣味や好きな事にお金を使うのを止めました。渡米前の準備を万全にするため、TOEFLの学校に通い、そして、体験レッスンを受けまくり、自分が本当に納得できるスクールを見つけて英会話にも磨きをかけました。当時、職場で英語を日常的に使っていましたが、念には念を…と思ったのです。ショッピング、大好きな旅行も全て封印して、留学費用のために、出来る限り貯金しました。実際に留学決行まで、3年という時間を準備にかけました。地道にこつこつと…です。
 
  バイリンガル小説【真珠湾】へのコメントありがとうございます。英語と日本語同時に掲載していますが、英語で書いてから日本語版の言い回しを考える時もあれば、もちろんその逆もあります。英語で小説を書いている時、また違った空間がストーリーを書いている自分の中に生まれるような不思議な感覚を持ちます。
感想をお待ちしています。


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